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笠寺観音再整備事業, 名古屋
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笠寺観音こと笠覆寺は、開基以来約 1300 年の歴史をもつ寺院である。改築の目的は、参拝者動線を身障者に対応したものへと更新しつつ、本堂を江戸期の姿に修復・保存し、その周囲の堂宇群を現代の要求に対応したものへと建て替えることだった。
築後250年余の本堂に新築の建物を接続する必要があり、そのままでは本堂に現行の建築基準法が遡及してしまう。基準法第 3 条が規定する適用除外を受けるため、本堂を名古屋市指定文化財とする必要があった。名古屋市役所の関連部署との調整のため、完成までに 9 年を要した。
Type: Temple
Place: Nagoya
Area: 1154.84sqm
Period: 2013.03-2019.05 [Design], 2019.05-2022.08 [Construction]
Team: Daisuke Tofuku / worklounge 03-, Tarsumi Terado / structure
Construction: Nakamura Shaji
Photo: Naoya Takahashi
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説明
笠寺観音こと笠覆寺は、開基以来約 1300 年の歴史をもつ寺院である。改築の目的は、参拝者動線を身障者に対応したものへと更新しつつ、本堂を江戸期の姿に修復・保存し、その周囲の堂宇群を現代の要求に対応したものへと建て替えることだった。
築後250年余の本堂に新築の建物を接続する必要があり、そのままでは本堂に現行の建築基準法が遡及してしまう。基準法第 3 条が規定する適用除外を受けるため、本堂を名古屋市指定文化財とする必要があった。名古屋市役所の関連部署との調整のため、完成までに 9 年を要した。
建築概要
Type: Temple
Place: Nagoya
Area: 1154.84sqm
Period: 2013.03-2019.05 [Design], 2019.05-2022.08 [Construction]
Team: Daisuke Tofuku / worklounge 03-, Tarsumi Terado / structure
Construction: Nakamura Shaji
Photo: Naoya Takahashi